近年、ガソリンの値上がりが止まりません。政府はガソリンの補助金制度を発動してはいますが、それでも家計への負担は大きいです。
この危機を乗り切る為の対策を考えてみました。
ガソリン代はお小遣いから出すシステム、やめない?
却下!
・そもそもなぜガソリンが高騰しているのでしょうか。
ガソリン価格は原料となる原油価格よって左右されます。日本はその原油をほぼ輸入に頼っています。
そのため生産国であるロシア・ウクライナの戦争やOPECによる生産量の調節など様々な要因で需要と供給のバランスが崩れ、ガソリンの高騰に繋がっています。
・いつまでガソリンの値上がりが続くのでしょうか。
世界情勢に左右されやすいガソリン価格は、1960年代に50円台でしたが、オイルショックにより1980年代には177円まで上がり、1990年代後半には97円まで下がりました。
このように上がったり下がったりを繰り返し、2022年10月現在は、全国平均163円程になっています。現在の世界情勢を考慮するとガソリン価格の値上がりはまだしばらく続くのではないかと予想されます。
・政府の対応
政府はガソリンや灯油の高騰対策として「燃料油価格激変緩和補助金」というガソリンの全国平均価格がある一定金額以上になると、
石油元売り会社に国が補助金をだし、燃料油の卸売価格を抑えることで、販売価格の高騰を防ぎ、消費者への負担を軽くする為の対策を発動しています。
これにより、40円以上ガソリン価格を抑えられている日もあり、
私たち消費者にとってはなくてはならない対策となっています。
それでも私たちの生活を圧迫していることには変わりはなく、この危機を乗り切る為にどのようにしたらいいのでしょうか。
頑張って倹約もしていくです~
・ガソリン代を節約するために自分たちで出来ること。
車のメンテナンスを定期的に行う。
タイヤの空気圧の調整やエンジンオイルの交換などを定期的に行い、車への負担を減らしましょう。
安全運転をする。
急発進や急ブレーキをなるべくしないようにし、車間距離は余裕をもってとるよう心がけましょう。
無駄を省く。
アイドリングやエアコンの使用を控え、不要な荷物は載せないようにしましょう。
出掛けるときは、事前にルートの確認をしておきましょう。
パパ、夜勤明けに車のエンジンかけたまま帰り道で寝るの、もう無しね
お得にガソリンを給油する。
セルフのガソリンスタンドを利用しましょう。フルサービスのガソリンスタンドより数円安い傾向にあります。
カードでの割引や特典を利用しましょう。特定のカードを使うと数円割引されることがあります。
高速道路のガソリンスタンドは一般道より価格設定が高くなっているので、高速に乗る前に給油を済ませておきましょう。
自動車保険の見直しも
この他に自動車保険の見直しや車検をディーラーではなくガソリンスタンドやカー用品店など価格の安いところに変更するなどもありますが、保証や技術に差がでる可能性がありますので、しっかりと下調べとすることが大事です。
車はずっと使うものになるから、保険の見直しは大事だね!
ガソリンだけではなく食品なども価格が上がり続けている昨今、常にお得な情報を仕入れることで、自分たちの暮らしをより豊かなものにしていきましょう。