カーシェアリングを副業にしたい、そう考えている人もいるでしょう。カーシェアリングは、車を貸し出すだけでそれなりの収入を得られるため、忙しい人でも副業として成立させることができるからです。
とはいえ、もし車を貸している間に事故が起こってしまったらどうすればいいのか、不安になる人もいるでしょう。
カーシェアリングのオーナーになる前に、いざというときの対処法を知っておくことは重要です。
本記事では、カーシェアリングで事故が起こったときはどうするべきなのかを詳しく解説します。
貸し出した車で事故が起こったら？
もしも貸し出した車で事故が起こってしまったら、そう考えてカーシェアリングのオーナーになることをためらっている人もいるでしょう。
実際に、事故が起こってしまうと大切な車が傷ついてしまう上に、修理が必要になるかもしれないからです。
個人間はトラブルの元
カーシェアリングは、個人間で貸し出しをする場合とネットを介した専門のサービスサイトを活用する場合があります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、個人間の貸し出しになるとトラブルのもととなってしまいます。そのため、親しい間柄であっても個人間でのカーシェアリングには注意が必要です。
カーシェアリングサービスに登録している場合
カーシェアリングサービスに登録している場合には、事故が起これば登録しているサービスのサポートセンターが対応してくれます。
そのため、何かあっても安心できるでしょう。基本的に、事故が発生したときには車を借りている人が救急車や警察に連絡することになります。必要であれば、車を路肩などに移動させ、ほかの車の邪魔になったり新しい事故を誘発したりしないようにしなければなりません。
登録先から連絡が来る
事故が発生した後、警察への連絡が完了したら、使用者が登録先のカーシェアリングサービスへ連絡します。保険の手配などはすべてカーシェアリングサービスのサポートセンターがしてくれるので、オーナー自身がする必要はありません。
多くのカーシェアリングサービスは、利用者が保険に入ることになっています。万が一の事故に備えた補償がされているので、安心して車を登録できるでしょう。
事故を起こした使用者との話・保険会社とのやり取りなどはすべてカーシェアリングサービスを通すことになるため、オーナーが介入する必要はありません。
業者を選んで修理
車の修理が必要な場合は、オーナーが修理業者を選んで連絡をする必要があります。とはいえ、カーシェアリング会社によっても対応が違う場合も考えられるので、事前に規約などで確認しておきましょう。
もしもわからないことがあれば、カーシェアリング会社から事故の連絡があった際、オペレーターに聞いておくようにしてください。わからないまま勝手にしてしまうのは、トラブルのもとになるので注意が必要です。
まとめ
カーシェアリングは、交通事故を起こされるなどのリスクがあります。そのため、オーナー自身がシェアする仕様車をSNSなどで募集し、契約をすることになると、トラブルや事故にもすべてオーナーが対応しなくてはならなくなります。
カーシェアリングサービスを活用することで、なにかあった際にはすべて対応してもらうことができるため、おすすめです。そのほか、契約や入金手続きなど各種手続きからトラブルまで、オーナー自身が対応するとなるとなかなか難しいものがあります。
とくに、忙しい合間を縫っての副業であれば、何かあった際の対応までは手が回らなくなってしまうかもしれません。
たとえ、手数料が引かれたとしてもカーシェアリングサービスを活用するほうが、結果的には自由に使える時間が多くなります。もしも車の副業を考えているのであれば、まずは一度カーシェアリングサービスについて検討してみてください。